ウールの生地が一押し【冬に重宝される天然繊維】

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高級洋品に使用される服地

ウール

品質の特性と取り扱い

高級婦人服や高級紳士服に使用される生地にウールがあります。ウールは羊毛の他に繊維の宝石と言われるカシミヤやアルパカ、モヘヤなどもあります。一般には羊毛をウールと言います。ウールは羊毛を毛糸にし、それを生地として織り込んだ毛織物で生産した洋服や毛糸を編んだニットセーターなど、主に洋服の繊維として利用されます。ウールはそもそも獣毛であることから保温性が高く、吸湿性や放散性も備え、柔らかな風合いと軽さなどのメリットがあると言われています。高級繊維はデリケートな側面もあり、虫の食害にあうことで生地に穴が開く懸念もあります。水を多く含むと乾燥時に繊維に縮みが生じる懸念もあります。水洗いに適さないため、クリーニングに出すことが一般的で、クリーニング料金が高くなるのもウールのデメリットです。高級衣料の生地には高い品質基準をクリアしたことを示すウールマークが表示されています。近年ではウールをアクリルやナイロン、ポリエステルと混紡した繊維が開発され、水洗いができる製品も多くなりました。また、ウール用の中性洗剤などのも広く販売されるようになり、ウール洗い専用機能が搭載された洗濯機も開発され、手入れが簡単な生地も多くなりました。夏場の衣類の保管に防虫剤を必要とし、通気性の良いクローゼットなどに保管します。保管前にクリーニングや洗濯で汚れを落しておかなければいけません。高温アイロンは生地にてかりが出るので注意が必要です。